若い頃
ホンダ期間工を始めたときの話 - 35歳限界説な男の人生記録
ホンダの鈴鹿製作所で期間工していました - 35歳限界説な男の人生記録
最初にホンダで期間従業員として入社した日
同日に期間従業員の入社は自分以外にも多数居ました
その当時のホンダは期間従業員が寮に入れれないくらい多人数で寮替わりに生活する為にホテルを用意しておりました
津軽弁を話す50歳手前のNさん
彼は同日入社で滞在するホテルも一緒
帰りのバスではだいたい隣同士
ホテルに入る前にコンビニ行くのも一緒!
Nさんはカップ麺のカップスターとコンビニの焼き鳥、そしてワンカップをよく買ってた、食生活からしてThe独身男性って感じ!
トークの内容はパチンコ屋やパチンコ台の話と下ネタ
そして仕事の愚痴と仕事したくないって話!
そんなNさん、俺とは25歳くらい差があったけどとても気が合うので仲良くなった
Nさんの過去の職歴が個性的
期間工 or ゴルフ場スタッフ
二択なんです、それ以外の職業をやらない
俺がNさんに何故その二択なのかを聞くと
Nさん「オラが無理無く働ける仕事内容だよ、んでゴルフ場や期間工は半年で辞めやすくて半年働くと失業給付もらえるだよ」
要するに
期間工orゴルフ場スタッフを半年やる
↓
失業給付で生活
↓
期間工orゴルフ場スタッフを半年やる
↓
失業給付で生活
↓
(略
これをNさんは社会人になってから繰り返してた
Nさんは労働嫌いなので、なるべく負担軽く、なるべく働かないを実践してきた人生だったわけです
その話を聞く若き頃の自分も素晴らしい話だ!って思ったし、年老いた今の俺も思います
労働の負荷少なく・不労期間もあるってとても素晴らしい!
頭の良い読者さん「半年働いただけでは失業給付貰えないだろ」
って多分突っ込まれそうなので書きます
Nさんと出会った期間工時代は2006か07年頃だったと思う
2000年代前半までは雇用保険半年で失業給付受給する資格が得れた時代だった
2000年代後半から改悪されて雇用保険1年以上無いと失業給付受給資格が得れなくなったわけです
働くのが嫌なNさん、2000代前半までなるべく働かない人生を送ってこれた
しかし制度の改悪によって半年働く→失業給付受給のシステムが崩れてしまった…
なるべく働きたくない人を無理矢理働かそうとする改悪や給付期間を減らそうとする改悪をする政治は害悪そのもの
育休給付保険料引き上げへ 25年度から0.5%に―政府:時事ドットコム
↑しかも雇用保険料を引き上げられてしまい、更に搾取する政治をされてます
働きたくない人を無理矢理搾取せず、なるべく働かないで暮らせる方がいいやん
子供いないなら無理に働く必要無い
(子供を作った人はがむしゃらに働いて養育費確保や納税をたくさんしてください)
働きたくない人を無理矢理働かせ、搾取するとギスギスした世の中のままだし
治安は悪化するよ、働くくらいならお金にまつわる犯罪で生計をたてようとする人も増えやすくなる
Nさんは性格が穏やかでギスギスしてない人だったし
俺の場合
休職に入ったときの話(その1) - 35歳限界説な男の人生記録
休職に入ったときの話(その2) - 35歳限界説な男の人生記録
傷病手当を貰いながら休職入った時期段々とギスギスした気持ちが少なくなった、働かないと心が穏やかになります
独身・子無し夫婦世帯で働きたくない人達は無理矢理働かせてはいけない
だからこそ失業給付受給資格が半年から1年になる改悪や雇用保険料の引き上げの改悪は悪手である