2019年6月、35歳時にうつ病と仕事の能力不足で休職に入り
傷病手当を受給しながら1年6ヶ月休職をして
東証一部上場企業の就労が限界になった経緯(その17) - 35歳限界説な男の人生記録
35歳限界説の男が休職した日の話 - 35歳限界説な男の人生記録
2020年に精神障害者保健福祉手帳(3級)を申請し交付され
精神障害者保健福祉手帳の申請結果が届きました - 35歳限界説な男の人生記録
2021年1月下旬に障害者雇用で復職した私35歳限界説の男です
私の現職は大企業、毎年新卒採用や中途採用をしてます
定年退職される人も居るので人員は定期的に入れないと足りなくなります
私の前職は鋳造業(金属を溶かして型に流し込んで削って製品にする仕事)の中小企業に勤めてました
在籍4年弱居ましたが、その間に新卒採用するところを見たことがない
2年先輩の社員さんで私の入社当時20歳だった人が居ます
この人は新卒採用だったそうなので、この社員さんが新卒採用されてから私が退職するまでの約6年間ずっと新卒採用をしてないということになります
新卒が来ない詳細な理由はわからないが、おそらく悪評が高くなり高校側が求人を求めなくなったのではないかと推察できる
新卒採用は無いが定期的にハローワークで求人募集かけて中途採用するので人件費の問題で新卒採用辞めたわけではないと思う
中途採用を定期的にするのはたくさん社員を増やして事業拡張してるからではなく、定期的に従業員が退職するからだ
採用しても長続きする人は少ない
職場環境や待遇が悪いのもあるが
私が他人の事をあれこれ言える立場ではないが、入社してくる人は普通そうな人が少なかった(もちろん私自身も普通そうな人ではない)
なんとなくやばそうな雰囲気がする中途採用ばかりなので期待されるくらいまともそうな中途採用があると先輩社員さんたちの期待感が見えてきます
とある日に入った中途の新入社員さん、私の所属してる班の隣の班に配属になった
見た目は年齢50代くらい
長年たこ焼き屋の店主をしていたという話がたまたま私の耳に入ってきた
長年たこ焼き屋してたけど店たたんで全く違う業種のサラリーマンに転職したそうです
見た目も貫禄あるしたこ焼き屋自営業を長年していた話から先輩社員さんはとても期待してる様子でした
隣の班なので遠目でその人が出勤してるかどうかは私にもわかる
1週間くらいは出勤してたのですが…
2週目に入るくらいに欠勤してしまいました
そのままずっと出勤せずに退職
(あーっ、いつものパターンで辞めてったなぁ)
って私の心の中では思ってました
他の社員さんたちは「あの人来なくなったのは何で?」ってなってましたけどね
珍しく先輩社員さんたちから長期的に就労するのを期待されていた新入社員さんだったのでショックが大きかったですよね
「この給与でこの業務内容や業務量なの!?」
「この職場金属溶かした湯の熱気が暑いし、粉塵もかなり舞ってるから環境悪過ぎるだろ!?」
ってまともな人でもすぐ見切りつけてしまう
たこ焼き屋さんを切り盛りしてたオーナー店主なんだからなおさら決断もそうなる
もちろんまともじゃない人も短期離職するし
どちらにせよ定着率はかなり低い
私はあれこれ言われたし、長く続かないだろうって先輩社員さんたち全員から思われてたけど約4年弱勤めれて
次の転職へ職歴を活かせれました
結局私が入社から退職までの期間、中途採用で入社して在籍継続出来てた人は1人しか居なかったな
この記事読んでくださったサラリーマンな読者さんも
「新卒採用が毎年いるかいないか」と「中途採用社員の定着率」を物差しにすると自分が勤めている企業がまともか異常かが把握する材料になると思います