私の生い立ちは
家庭環境の成り立ちがおかしかった話 - 35歳限界説な男の人生記録
上記3つの記事で書いたように
家庭の成り立ちが異常
家庭の様子が異常
金銭感覚が異常
貧困具合が異常
異常だらけの家庭でした
世の中には
「貧乏だけど子供は生み育てる、それが当たり前」
っていう思考の人が結構な割合で居るように私は見受けられます
その思考を考え直していただける一つの要素になればと思い、今日はこのブログ記事を書いてます
貧困家庭の親は子供が居れば自己満足するかもですが
子供側の視点でどんな気持ちだったかを私のエピソードの一部を書きますので、一読していただけたら書いた甲斐があります
私の家庭は貧困家庭
父親は何の仕事をしてるか把握出来ないくらい、ちょっと働いて退職するような短期就労と離職を繰り返す人
母親も何のパートしてるかわからないような人
収入自体がとても不安定でした
何故暮らせていけたかを推測すると
祖父母が裕福でしたので、一軒家を複数回建ててます
祖父母が新しい家に移るので、私や両親の住んでた家はその空いた古い家に住む形になってました
古い方の家が祖父母か両親か誰が所有権あるか私は把握してませんが、家賃はかからなかった
家賃の支出が無いから何とか生活が成り立っていたのだと思います
お古の家に住む貧困家庭なのは以前のブログ記事に書きました
家がお古なのはまだ良いのですが…
貧困家庭で有りがちな話として
子供が兄弟姉妹ですと兄姉のお古の衣類を弟妹が着ることになるエピソードは有りがちですね
1人っ子の貧困家庭なら従兄弟のお古を着ることになるパターンもあり得ます
この時点でもお古を着させられる子供側は快くは思わない
よっぽど兄姉・従兄弟と仲良しでなおかつファッションセンスが良いとかの例外でなければ
私の場合はそんな有りがちな貧困家庭エピソードを越えた話になる
私の小学校には1学年上に悪い意味で有名な児童が居ました
今でいうと空気が読めない(空気を読まない)
他の児童にすぐ迷惑行為をするから同級生の中では敬遠されている
同級生だけじゃなく下級生にも迷惑行為をするから私達の学年でも悪い意味で有名で敬遠されている
はてなブログでは書けないような不潔な行為もする
このような児童が居ました、仮名Aくんとしましょう
この迷惑行為や不潔な行為を繰り返すAくんにももちろん親が居ます
とある日、私が家に帰ると
私の母親「Aくんって子が居るんだけど」
私「5年生のAくんでしょ、知ってるよ」
私の母親「おかあさん、Aくんのおかあさんと最近知り合ってね」
私の母親「Aくんの着なくなった服を譲ってもらったから、あんた着なさい」
これを聞いた当時の私は悪い意味でびっくりしました
私にとってそれは耐え難いものなので断固拒否したら
数日にかけて、めちゃくちゃ母親と揉めました
私からするとお古な衣類というだけで嫌な気持ちになるし
それが兄姉・従兄弟どころか他人
ましてや迷惑行為や不潔な行為を繰り返すAくんのお古の衣類
そんな話を聞かされた子供側である私は
本気で嫌だったし
惨めだし
怒りが湧いたし
悲しかったし
恥ずかしかったし
屈辱だし
辛かった
断固拒否した私は
今まで着てたシャツやスボンが穴が開こうが破れようが洗濯しても取れないシミが着こうが
母親が根負けするまで着続けましたよ
こんな家庭で育つ子供は心が歪みます
境遇がお金や生活観だけでなく心も貧しくしていく
迷惑行為や不潔な行為を繰り返すAくんが同級生や下級生にどれだけ嫌がられてて、そんな彼のお古衣類を着ることの惨めさや辛さとか、Aくんのお古衣類を着てるのが同級生にバレたときにどんな反応されるかとか
子供社会の事が大人世代には伺い知れないから無神経な行為が平然と出来るのかもしれない
しかし、同じ学校の父兄から衣類を古事記行為をする親とか同じ学校の他児童のお古を着せられることの恥ずかしさは大人世代でも考えたら気づくはずなのに…
私の母親が無神経であるのも問題ですが
そもそも貧困家庭じゃなければこんな異常事態は起こらなかったんです
裕福な家庭ならわざわざ他人のお下がり衣類なんて子供に着させないでしょう
貧困家庭は私だけでなく同級生に複数人居たけど
- 父親がアルコール中毒や無職で給食以外の食べ物が満足に食べれてない同級生
- 家庭自体が荒んで、壁を拳で壊したり・家の中で食べ終わったガムを床に吐く兄がいる同級生
- 家に白アリが住み着いてるのに白アリ駆除する費用が出せない貧困家庭の同級生
こうゆう三者三様な貧困家庭の同級生居たけど同級生本人も不幸せそうな日常を送ってましたし、心の暗い部分も見えてました
「親ガチャハズレ」というワードが話題になるくらい貧困や毒親が問題視されてきてます
貧困家庭の子供はありとあらゆる惨めで辛い体験をします
「貧乏だけど子供は生み育てる、それが当たり前」って考えの人がこのブログを読んでみたら考え直してくれるきっかけとなれば私がトラウマをブログ記事にした甲斐があります…、届いてくれたらいいなぁ…