貧困家庭育ちの35歳限界説の男です
↑家庭環境や金銭感覚がおかしい家庭でした
読者さんは天ぷらを普段食べますか?
20歳頃から1人暮らしや会社寮暮らし等だった私は天ぷらを自炊で作ったりした記憶がありません
成人になってからはうどんチェーン店やそば屋とか天ぷらのお店で食べるくらいです
貧困家庭育ちだった実家暮らしだった頃はというと
「天ぷら、食べたことあるんです」
うん、天ぷら食べたことあるんですよ
家庭で出てきた天ぷらは
さつまいもを切ったやつを天ぷらにする、一般的なイモ天ってやつ
あとチクワを縦に2つ切りにして天ぷらにするチクワの天ぷらが出ました
この2種類の天ぷら
2022年現在、さつまいもは値段が安い作物ですし
チクワも生の魚介類よりも値段が安いです
1980〜90年代は今よりもさつまいもやチクワは安価だったです、だからこの2種類が天ぷらとして食卓に出てきていたのでしょう
そして味つけはあの貧困家庭では天つゆとかいう上等な調味料はもちろん無い
塩!
塩しかないので塩で食べるのです
揚げたてのイモ天を塩で食べるのは美味しかった
チクワ天は…、うん、塩じゃない方が多分うまいだろうねw
こんな2種類が天ぷらしか出ない環境で育つ男児だった私
亡くなった人の●周忌みたいな法事という日本文化に初めて出席したときのこと
法事で日本食のお膳が運ばれてきますが
海老が天ぷら!?
しいたけが天ぷら!?
黄色い平ぺったい天ぷらは何だ!?
細長いピーマンの天ぷら!?
びっくりした記憶があります
何故か海老やしいたけが天ぷらになってるのが不思議に思った
黄色い平ぺったいのはカボチャを天ぷらにしたものらしい
細長いのはピーマンじゃなくてししとうだというのをこの法事で初めて知った
それよりも
チクワ天とイモ天が無い…
天ぷらって2種類じゃない驚き…
今まで食べてきた天ぷらってなんなんだ
貧困家庭で育つと一般的な家庭よりも食生活や食への知識が狭くなります
味つけも出席者は天つゆに浸けてたべてました
私は天つゆの存在をそこで知りました
普通の家庭や普通の大人達はこうゆう天ぷらを食べてるのを初めて出席した法事の場で知りました
一般家庭だと普段から天つゆを浸けて多種多様な天ぷらを日常的に食べてきたことでしょう
地球が丸いのを初めて知った中世の人みたいな感覚
と言っても過言ではないw
うどんチェーン店のカウンターに天ぷらがたくさんあるのを見てて思い出してこのブログ記事を書いてみた
この記事見てる大半の読者さんは天ぷらの調味料が塩一択ではないだろうし、具材もたくさんな天ぷらを幼少から食べてき人だろうから伝わるかわからないけど
貧困家庭だと食生活だけでなく、あらゆることの知識が欠落した環境で育つので
高校生くらいからいろんな食べ物や物事を知り、驚きの連続でした
今回は貧困家庭の天ぷら話になりました
天ぷらの話だけじゃなく
貧困家庭で育つと一般家庭育ちにはあるような事も欠落した部分結構あります
貧困家庭だと中卒or高校進学くらいしか選択肢しかない
一般家庭育ちだと大学・短大・高専・医療系やIT系などの専門学校等進学の選択肢はたくさんありますね
なので世帯の資金力有無で育ち方の影響はとても変わるんじゃないかな
貧乏飯を食らい、所作や常識も身につかない、進学の選択肢も限られるような生活してきた貧困家庭トークはこれからも思い出したら書いてみたいと思う