2021年8月末に話題になってた
↑マクドナルドの最高齢スタッフが93歳っていうニュース
ネット上では称賛の声が多くみかけられました
日本人さんは労働を美徳と考える人が多く、それが高齢者だと更に美徳と感じるようですね
実録、ブラック企業の乗馬クラブスタッフ(その4) - 35歳限界説な男の人生記録
↑労働によって過労死寸前までいったり
↑薬指が無くなったり
35歳限界説の男が休職した日の話 - 35歳限界説な男の人生記録
↑仕事の能力不足とうつ病で休職したり
精神障害者になって障害者雇用で復職しないと資金的に生きていけないので復職して再度辛い労働生活をしている…
労働によって心身や人生を破壊された35歳限界説の男の思うことを書きます
【高齢者が就労することへ私が思うこと】
過半数の日本人さんは労働を美徳と思う人が多く
65歳や70歳、場合によっては生涯労働者をやろうとしている日本人さんが居る
高齢者になっても働くことが正しいと信じ切ってる人ばかり…
その一方で、高齢者の自動車運転で誤操作・判断ミス・体調不良や居眠りでの運転での事故が報道されてますね
「上級国民だから逮捕されない」なんて批判が多数あった、池袋暴走死傷者事故の犯人は当時87歳でした
高齢者の自動車事故について、反対や批判の声が多くなっている印象があります
タクシー運転手、脳卒中か 意識失う、6人死傷事故―警視庁:時事ドットコム
↑73歳高齢者タクシードライバーが運転中くも膜下出血になり、このような死傷者が出る事故も起きてます
タクシーでのことなので業務中なんです
高齢者がタクシードライバーの業務をしていた事例です
このように高齢者の自動車運転で悲惨な事故が起きているのに、高齢者に運転させる業務をさせようとしてます
高齢者が労働することが美徳とする人・高齢者の労働を推奨する人に高齢者の自動車運転事故に遭っても批判は出来ませんね
高齢者に労働させようとするのですから
高齢者が労働することが美徳とする人・高齢者の労働を推奨する人は自分だけでなく、家族や友人が高齢者による自動車運転事故に遭ってしまっても批判できないようなことを推奨してしまってるんです
高齢者による自動車運転事故に遭うのが嫌な人はこれを機に考えを改められた方が良いです
更に言うと高齢者が自動車運転で人身事故を起こしたら
事故を起こした本人は刑事訴訟・民事訴訟を受けないといけません
せっかく高齢者までまともな人生を歩めたとしても、業務で自動車運転して事故してしまったら一回の人身事故で刑事罰や多額の賠償金支払いの可能性があるのです
心が清らかな加害者なら人を傷つけてしまった又は亡くしてしまった罪悪感に一生悩み続けることになるかもしれない
せっかく60歳前まで前科無かったり負債が無かったりしてたとしても、高齢者になって一瞬でも誤操作・判断ミス・体調不良や居眠りでの運転をするとこのようなリスクがあります
事故を起こした本人も事故に遭われた被害者側も誰もが不幸になる
それでも高齢者に労働を推奨しますか?
私は健康・幸福的な生活・社会の安全などの観点から高齢者に労働させるべきでないと考えてます
データも貼ります
増える労災 犠牲は「70歳」雇用延長の高齢者と「危険な仕事」担う外国人労働者(鷲尾香一): J-CAST 会社ウォッチ【全文表示】
↑この記事の一部抜粋
死傷者数の増加の特徴は、一つは60歳以上の高齢雇用者の死傷者数の増加だ。雇用者全体に占める60歳以上の占める割合は18.0%となっており、その割合は増加の一途を辿っている。
これに伴い、死傷者数に占める割合も26.6%と全世代の中で最も高くなっている。たとえば労働災害発生率では、最も少ない30歳前後に比べ、65~69歳の発生率は男性で約2倍、女性で約4倍にのぼる。
その特徴は、業種別では陸上貨物運送業が他の業者に比べて突出して高く、1000人当たり約7人の発生率となっている。
また、原因としては「転倒」によるものが最も多く、次いで「墜落・転落」となっているが、65歳以上の高齢女性による転倒が最も多く、20歳以下の女性に比べて約16倍(1000人当たり約2.3人)の発生率となっている。
30歳前後に比べ、65~69歳の発生率は男性で約2倍、女性で約4倍の労働災害発生率になるのです
タクシーやバスなどの自動車運転業務だけでなく、製造業も機械操作をする業務あります
クレーン操作なんて操作ミスや吊り方の不具合あれば吊り荷が落下してきます
クレーンで吊るような吊り荷は重量1トン以上のものも珍しくはない
そんな吊り荷が落下して人に当たったら生命が危ういような重大労働災害になります
機械操作する職種だけでなく
高所作業のある職種だと落下する危険もある
飲食だと提供する食品に異物が混ざると大変なことになる
医療だと医療ミスしたら場合によっては患者さんの生命にかかわる事態になる
多岐にわたる業種で悪影響ある
定年退職年齢は1986年までは55歳定年でありました
ちなみに2000年までは60歳が厚生年金受給開始年齢だったそうです
35年の間で人間が高齢者になっても30代前半並の体力・知力・判断力が備わるようになったかというと、そうでなく高齢者になると体力・知力・判断力は30代前半の人に比べて低下する
1986年から35年経ってもその部分は変わらないのに定年退職年齢や年金支給年齢だけ引き上げていくのは政策が悪質なのです
その真実を誤魔化すように「高齢者が労働することは美徳」という価値観にすり替えしている
【高齢者の就労を賛美する思想は危険】
高齢者が就労せず年金生活をしているか
高齢者が年金給付されず寿命まで就労させ続けられているか
私は高齢者が就労せず年金生活の方が良いと考えてます
高齢者の就労で事故・事件に発展して自身や周りにとって危険をもたらすことは上記に書きましたが
事故や事件にならなくても長年就労していると心身に負担となります、それによって疾病を引き起こす可能性が増加します
健康的に生きるのが難しくなったり、突然倒れてしまい意識が戻らないという場合も増えるでしょう
単純に就労が好きではない・就労が嫌いな人が
就労に追い込まれて楽しい時間が無く人生を終えることを半強制的にやらせる社会って人間を不幸にさせる
55歳で好きではない・嫌いな就労を引退出来て悠々自適な生活を出来るか
年金も出なくて寿命が来るまで無限に働かされるか
大きく差がありますよね
「寿命まで無限に働け」っていうのを決められたら私の場合はもう生きれません、生命を賭しても何がなんでも拒否します
就労大好き層が居るのはまだ理解出来るんですが
それを「国民大半が寿命尽きるまで半強制的に就労をやれ」になることを私はとても危惧してますし
今の政財界や新自由主義が好きな有権者が「国民大半が寿命尽きるまで半強制的に就労をやれ」をゴリ押し続けるでしょう
年金問題や法整備やマイナンバー制度を見てると明らかにその動きです
私は生命を賭しても拒否したいし、生命を賭すよりまず先々の計画もしてます
復職半年したので設定した将来の大目標を書いてみる - 35歳限界説な男の人生記録
↑このブログ記事に書いた計画を限界までチャレンジします、破綻したら人生諦めます
私は一生就労なんぞするつもり無いし、高齢者就労賛美する風潮や政策に徹底に抗う
高齢者就労なんてどんな角度で見てもデメリットしかないのが私の考えというブログ記事を今回書かせていただきました