35歳限界説な男の人生記録

35歳時にうつ病と仕事の能力不足で休職、2021年から障害者雇用で復職した男のブログ

財力・能力値・周りの人間関係だけでない話

Twitterにてこうゆうツイートを見かけました

あらゆる人生どうにかなったよ体験談ライフハックには、「ただし金がある場合に限る」「ただし健康で気力体力が死んでない場合に限る」「ただし能力が平均以上の場合に限る」「ただし理解ある身内に恵まれた場合に限る」等、見えない注意書きが実質ついてるの本当にきっついな…

 

それに対して私が思ったこと


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私のリプ↓

財力や能力値や周りの人間関係以外にも
「ただしバブル前までに限る」
「ただしコロナ禍前までに限る」
など時代の経済状態もあるので、今現在使える体験談ライフハックじゃないエピソードもありますよね
ケースバイケースかなと…

 

どうゆう意味かと解説しますと

時代やタイミングによって効果がある場合と効果が無い場合のライフハックがあるという意味です

 

例えば

上場株式等の配当・譲渡所得等に係る軽減税率の終了(10.147%→20.315%)
上場株式等の配当・譲渡所得等に係る税率は、2013年(平成25年)12月31日まで約10%(所得税7%、住民税3%、復興所得税0.147%)の軽減税率が適用されておりますが、2014年(平成26年)1月1日から廃止され、約20%(所得税15%、住民税5%、復興所得税0.315%)の税率に戻ります。

この例のように時代によって税制が違っています

 

ある程度の株券・ETF投資信託を持っていて
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この税率(約10%)なら配当金だけで生活出来るぞ

 


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税制が改悪されて配当金で生活が出来なくなった…

 

って人も過去に実在していたと思われます

配当金に限らず税制の変動はありますし

不動産もテナントの埋まり具合はその時代の経済状態によって変動します

 

不労所得で生活を賄う難易度も時代によって変動しますので

「これくらいの株券や不動産があるなら生活できる!」って断言してるライフハック情報は永久に通用するとは限らないのです

 

株券や不動産に限らず・経済状態や税制に限らず

その他要素も書いてみます

 

出生数も時代によって違います

日本で1973年の出生数は209万1983人というデータがあります

(参考までに書くと今20歳である2001年の出生数は117万0662人、2019年の出生数は86万5234人)

1973年前後は団塊ジュニア世代とか就職氷河期世代と呼ばれる層ですね

この世代の人達は同世代の出生数が多いので受験戦争という問題がまず起こりました


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東京大学京都大学の入学者定員のデータなんですが

1973年生まれの人が現役受験する頃の1991年は東大の定員が約3500人

2001年生まれの人が現役受験する頃の2019年は東大の定員が約3000人

3500÷3000=1.166666…

約1.16倍の定員数がありました


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「1.16倍も定員数が多いなら今より東京大学に入学しやすいんじゃない?」って思った読者さんもいるかもですが

 

209(万人)÷117(万人)=1.78632…

約1.78倍の出生数差があります

1.16倍の定員数があっても約1.78倍の受験生が居たら、2001年生まれより1973年生まれの大学受験の難易度が高い推測になります

これは東大限定の話ではなく他の大学受験でも似たような現象になるので

団塊ジュニア世代の大学受験合格難易度は今の大学生よりも大学受験合格難易度が高い

 

大学受験だけではなく

就職氷河期世代って呼ばれるくらいなので就職活動も他の世代より過酷な状況でした

出生数は多いけど、それに対して採用数が増えるわけではないですし

 

1991年からバブル崩壊してます

 

団塊ジュニア世代が就活する時代が不景気になったので通常の年よりも採用数が少ない、出生数は多くてバブル崩壊が重なったので無い内定不幸な人がたくさん出ます

1973年前後の団塊ジュニア世代は出生数とバブル崩壊重なった要因がありますが

2008年のリーマン・ブラザーズ倒産が引き金になるリーマンショックがありました

団塊ジュニア世代よりは出生数少ないですが1987〜91年生まれの世代とかも就活が過酷でした

(参考までに書くと1987年の出生数は134万6658人)

 

個人の能力・資産・健康状態だけではなく出生数や時代の景気動向にも左右されるので、この記事の上記に書いた私のTwitterのリプの内容を書かせていただきました

出生数や時代の景気動向は個人の力ではどうしようもないので時代やタイミングという運も必要であると私は感じています

 

ここから余談になりますが私のエピソードになります

2016年無職になってからの転職活動(その1) - 35歳限界説な男の人生記録

↑2016年に前職を退職して求職活動をしました

 

2016年無職になってからの転職活動(その4) - 35歳限界説な男の人生記録

↑奇跡的に東証一部上場企業の正社員登用に採用されました

 

私の2016年スペック(当時33歳)

  • 職歴約3年半
  • 最終学歴偏差値40以下の高卒
  • 資格は危険物取扱者乙4と第一種衛生管理者

以上

 

33歳でこれくらいしか無い、ゴミスペックな男でしたが

団塊世代の定年退職での人手不足日経平均上昇してるような景気動向だった2016年だから奇跡的に東証一部上場企業に採用されたと私は思ってます

2016年以外の年で私が現職の企業に採用されるイメージがわかないです

今の時代に33歳ゴミスペックで就活とかしたら東証一部上場企業どころかどこかの企業への正社員登用も出来ないんじゃないかなと思います

私のこの部分は時代やタイミングの運があった

 

個人の能力や資産や健康状態だけでなく時代やタイミングも人生に大きく左右する要素であるなと私は思っております