前回の人生記録記事にて
東証一部上場企業の就労が限界になった経緯(その10) - 35歳限界説な男の人生記録
応援人員として金属製品を削る部署に来た私ですが、業務に追いつかず苦戦する話を書きました
先輩社員さんや班長さんは機械オペレーター業務をしながら、製品の寸法測ったり・外観の良し悪しを判断することをしてても業務を円滑にやっておられます
私は機械オペレーター業務をしてなくても作業が追いつかないくらい無能ですので差がかなりあります
私が応援人員として呼ばれた理由は
このままの人数だと繁忙期なので生産が間に合わない
応援人員の私に外観の判断や寸法測定をしてもらい、機械オペレーターをしてる作業者さんが外観の判断・寸法測定をしない分、材料の補充や完成した製品のパレットを出荷スペースに運ぶ時間に充てたい
機械オペレーターさん一人ですと材料の補充や完成した製品のパレットを出荷スペースに運ぶのをラインを止めてやらないと出来なかったですが
応援人員が外観の判断・寸法測定してるならラインを止めずに材料の補充や完成した製品のパレットを出荷スペースに運べます
そうしたら生産量が増えるので生産計画が挽回出来る
そうゆう思惑があったみたいです
作業が追いつかない私
追いつかなかったり、外観不良なものを見落としで入れそうになったところを先輩社員の機械オペレーター作業者さんに指摘されて
野々村竜太郎元議員の会見のような感じでパニックになりました、難しくて着いていけない…
機械オペレーター作業者さんはそれでも何とか出来るようになるような方法を説明してくださいました、良くしてもらってました(内心では野々村竜太郎議員みたいな私に呆れているとは思いますが…)
外観の良し悪し判断は何日か経っても遅かったり、作業が遅れてたり自分で判断出来ないものはオペレーター作業者さんに判断してもらう感じでしたが…
寸法の測定はなんとか慣れてきて、スピードはアップ出来ました
最初、デジタルノギスやゲージ等の測定器具の使い方に慣れて無いのでかなり時間がかかったです…
たまに寸法測定の基準になる数値通りにいかないものが出てきて焦ります…
35歳限界説の男「これ、寸法が基準値に入りません」
機械オペレーター作業者さん「確かに入らないね…、1個前・2個前に出てきた製品を遡ろうか」
機械オペレーター作業者さん「2個前でも数値が合わないね」
35歳限界説の男「えっ…、あの…、私が測ったときは基準値に入ってたんですが…、あ…、すいません…」
機械オペレーター作業者さん「ノギスの調整自体が0点に合ってないかもね」
↑ノギス(デジタルノギス)とは厚みを測る器具のことです
この器具は測定すると画面に何ミリであるか数値が出ます、最初の0の数値がズレると測定してても正確な数値じゃない数値が出てしまうケースがあります
0点調整といって0を数値を合わせる作業を定期的にやらないと正しい数値が出ないです
製造業をしたこと無い読者さんには伝わりづらいエピソードなので解説入れてみました、それでも伝わりづらいかったらすいません…
機械オペレーター作業者さんがそう言ってからデジタルノギスを調べます
機械オペレーター作業者さん「これ0点が合ってないね、調整するよ」
0点調整してから、さきほど基準値が出てなかった製品が基準値に収まって数値が出ました
機械オペレーター作業者さん「限界説くん落ち着いてやろうか、合わない場合は途中で0点が合ってない数値が出てる可能性あるから0点調整してから再度測定してみよう」
35歳限界説の男「すいません…、異常な数値出たら0点調整してから測定します」
このような感じで野々村元議員の会見のようなパニック状態になったり、作業が出来なかったり、スピードに間に合わなかったりとすごく足を引っ張っていた為私自身すごく辛かったですし、部署の人たちに申し訳ない気持ちで一杯でした…
それでも冬が終わるまでは応援人員として業務をしないといけません…
続きの話は次回の人生記録カテゴリー記事に書きたいと思います…