35歳限界説な男の人生記録

35歳時にうつ病と仕事の能力不足で休職、2021年から障害者雇用で復職した男のブログ

35歳限界説の男が安楽死制度について思うこと

ALS患者に睡眠剤を大量投与して嘱託殺人として2020年7月23日に医師2名が逮捕されたニュースが報道されました

報道内容の詳細を見てみました

患者が医師に対して安楽死を希望したところ

医師は「追訴されないなら」と返答し、この出来事があったようです

 

Twitterネット掲示板安楽死の議論を交わしてるのを見かけることがあります

この記事は私が思ったり考えてることを書いていこうと思います

 

私自身は安楽死制度自体は若干肯定的なんですが

「日本」で施行するのが困難であるという考えでもあります

 

まず何故私が若干肯定的かというと

現代医学では不治の病で苦痛や不自由が伴ってしまう病気の患者さんのケース

これは寿命を迎えるまで肉体が不自由で激痛や嘔吐や精神的錯乱などが際限無く繰り返されること患者さんも世の中にはいらっしゃると思います

このような患者さんに無理矢理延命するのはかなり酷だと私は思います

本人の意思があるなら、苦痛な人生を寿命まで送るよりは良いのかなという考えも若干持っています

 

これ以外で言うと

本当に人生の上がり目が無い人生が確定してしまった人のケース

どうやってもまともな人間的生活を営むのが困難な人って世の中にいらっしゃると思います

中年以上の男性で、人生をちゃんと送れてきた一般の人とはかなり隔たりのある生活を送る人

わかりやすく言うと傷病手当を受給してない場合の私のような人と言ったら伝わりやすいかもしれません

上がり目が無い人生で生活もままならない人ってALSのような現代医学で治せない病気でなくても苦痛しかないのです

本人に意思があるなら、苦痛な人生を寿命まで送るよりは良いのかなという考えも若干持っています

 

人生を健康的に文化的に暮らせる人が日本国民全員っていう現状ではなく、寿命まで苦痛を伴う人がいらっしゃるので安楽死制度を賛成される人がいるのも私は理解は出来ますし、若干肯定的なんです

何故若干なのかといいますと、これが「日本」で施行されるのが現時点では困難であると私は考えてるのです

 

日本で施行されるのが困難な理由は

日本という国の現状は政治家や一部の企業や利権団体が新自由主義を推進してます

新自由主義国家ですと財力や能力や生産性や商業的価値などで人を選別する傾向が強いです

安楽死制度は本人の意思を尊重するのが大事なのですが、新自由主義国家ですと財力・能力・生産性・商業的価値が低い人に対して安楽死させたがることになりかねないです

安楽死したくないという人に安楽死を無理矢理させるような制度になってしまうことを私は危惧しております

したがって安楽死制度に若干肯定的な理由は、安楽死制度は有った方がいいけど日本で施行されたら悪用されるので現時点での日本では無理だというのが私の考えであるからです

 

私のTwitterのフォロワーさんで複数人の人が安楽死制度を賛成や推進してるツイートをお見かけいたします

私も本当はいいねボタン押したいですし、賛同するリプもしたい気持ちはありますが

ここは日本なのでいいねや賛同リプが出来ないです…

フォロワーさんもこの記事を読んでるかと思いますが、私は安楽死制度に否定的だからいいねボタンや賛同リプしないわけではなく

新自由主義が蔓延る日本でこの制度を施行されたら悪用されて社会問題になるからと考えているからです…

 

先に新自由主義政党やその周りの企業や利権団体が政治や立法を自由にさせない国にする

その後で安楽死制度の法案を審議して、ちゃんと運用出来る形になれば施行される

この順が私としては理想な形

 

新自由主義政党が永久的に政権とらない+一部の企業や利権団体の新自由主義推進が無くなれば日本でもこの制度が施行されてもいいのですが…

日本が新自由主義国家でなければ私も賛成したいのです…、読まれているフォロワーさんの理解得られるかはわからないですがこの記事を書いてみました…

ALS患者のニュースもあり、これを機に私の思ったことや考えていることを書いてみました