35歳限界説な男の人生記録

35歳時にうつ病と仕事の能力不足で休職、2021年から障害者雇用で復職した男のブログ

品質保証をぶっ壊した国

とある場所にあるトアール共和国という国があります

トアール共和国で医者になるには医師免許の国家試験を受けて合格者は一定期間の研修経て医者になれます

 

トアール共和国の医師免許試験

年間の合格者は定員100名です

合格者100名のうち、80名は純粋に試験の点数上位者が合格になりますが

20名分は特別枠になってます

 

特別枠は少数のトアール共和国の都市部出身者限定の枠とされています、大多数のトアール共和国の農村部出身者は特別枠には含まれません

 

都市部出身者と農村部出身者は同じ試験を受けます

80名分の一般枠は出身関係なく点数上位者が合格しました

点数が81位の農村部出身受験者が居ても20人以上都市部出身者が受験してたら81位の農村部出身受験者は不合格です

特別枠20人全員都市部出身者が合格者になりました

一般枠で合格じゃなく特別枠で合格者した都市部出身者の中には医師としての知識・技術がどう考えても足りない人が混ざってます、このまま研修を受けても医療事故を起こす可能性が高い者が特別枠合格者には居ます

合格者100名は一定期間の研修経て医者になりました

 

さて、今このブログ記事を見てる人に問いたい

 

トアール共和国で病気になってしまったとしたら、あなたなら都市部出身医者と農村部出身医者、どちらの医療を受けたいでしょうか?

 

私は農村部出身医者の医療を受けたいです

なぜなら都市部出身医者だったら医療を受ければ農村部医者の医療より医療事故に遭う可能性が高く症状が更に悪化する可能性があるからです

 

トアール共和国の医師免許試験の問題は4つあります

  1. 特別枠で知識や技術が足りない者が合格してしまう
  2. 本来は一般枠で合格する程の能力がある人が特別枠の合格者に弾き飛ばされしまい、不条理な制度により人生設計が狂ってしまう
  3. 一般枠で合格するくらい点数高いまともな都市部出身医者が「都市部出身医者だからやぶ医者」というレッテルが貼られてしまう
  4. 本来ならちゃんとした能力の医者が100名弱輩出されるのに特別枠の設置で充分な能力持つ医者が減る、やぶ医者も混ざるから医師免許だけでは品質保証がされない

 

トアール共和国という国はもちろんフィクションですが、内容の構図は実在する国が国家主導で行っています

 

有名なのはアメリカでは以前大学入試において特定の人種が合格しやすい枠がありましたが

ハーバード大などの黒人優遇入学は「違憲」、米連邦最高裁が従来判断覆す…原告「アジア系不利」 : 読売新聞

↑米連邦最高裁の判決により廃止されました

アメリカでは人種や性別によって優遇する措置「アファーマティブ・アクション」を廃止して不平等がなく正常な社会を取り戻そうとしてますね

 

さて日本の話に移りましょうか

 

日本の国立大学では、理工系学部を中心に女子枠を設ける大学があります

【女子枠の導入大学】

名古屋工業大学(1994年度入試から)

兵庫県立大学(2016年度入試から)

東京工業大学(2024年度から)

京都大学(2026年度入試から)

 

Xでこのような物を見かけました


f:id:genkai35sai:20250401091202j:image

引用元が

偏差値の高い国立大学である東工大(東京工業大学)の女子枠で入学

学習意欲だけでなく事前知識も無い、本来なら一般枠で入るのは無理だし、卒業しても一般枠の合格者レベルの能力が発揮出来るとは考えられない

女子枠で入学した割りを食った形で不合格だった男子に対して煽った表現をしている

 

いろいろ残念だね、男性ってだけで不利益を被る

元々能力+素質が無くても性別が女性ってだけで入学出来るから

そうゆう学校は学校名としての品質保証を毀損してるよね

学校全体的な価値だけでなく

一般枠で入学し卒業した女性も女子枠で優遇された人と同じ見方されるから、就活や入社後のプロジェクト起用の時とか信頼されないから採らなくなるよね、品質保証をぶっ壊してるのだから

 

男性も不利益・能力ある女性も不利益

アメリカではこのような不当な優遇・差別を無くす動きが出ている

男性差別大好き・本当に有能な女性の活躍機会を奪おうするような人権後進国の日本はずーっと後進国のままかな?