35歳限界説な男の人生記録

35歳時にうつ病と仕事の能力不足で休職、2021年から障害者雇用で復職した男のブログ

イカゲームシーズン1・2見終わった

イカゲーム1・2を見終わりました

今更かもしれないですが面白かった

内容を書いていくと全部ネタバレになってしまうので大筋の部分は明かさず私の好きな部分を書きたい


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イカゲームという作品

清潔感あるスーツ姿の男が地下鉄に居る借金や多額のお金が必要な事情がある困窮した人に声をかける

スーツ姿の男はバッグを取り出し、バッグにはぎっしり詰まったウォン札とめんこが2枚

めんこゲームを勝てたら1回につき10万ウォン(日本円だと約1万円)プレゼントという誘いをする

困窮した者はその話に乗り、めんこを投げめんこをひっくり返せば10万ウォンを受けとる(失敗するとスカウトマンから顔にビンタを食らうw)

めんこをたくさんひっくり返し、バッグのウォン札を全部プレゼントされてから

スーツ姿の男にゲームの招待される名刺を渡される

その名刺に連絡してから行くゲーム会場がイカゲームの見所になります

 

私の好きな場面は

●●(イカゲーム・シーズン1の優勝者)は知人達を優勝賞金で雇い、スーツ姿のめんこ男(スカウトマン)を探し続けていた。

人を派遣して地下鉄での張り込みを続け、スカウトマンを発見。

●●が合流するまで派遣した2人がスカウトマンを尾行し、衝撃の光景を目の当たりにすることになる。

 

シーズン2第1話の「パンと宝くじ」というタイトル通り、スカウトマンは大量のパンと宝くじを購入すると、公園でホームレス状態にある人々のもとを訪ねる。

 

スカウトマンは公園の人々にパンか宝くじか、どちらを取るか尋ねて回り、相手が選んだ方だけを手渡していく。

ほとんどの人が宝くじを選んで一攫千金を目論むが、スクラッチの宝くじが外れてもパンが与えられることはない。

 

まるで、確実に腹を満たせるチャンスをみすみす逃し、その上で勝負にも勝てない人々の愚かさを確認するかのようだ。

そして、スカウトマンは「パンを捨てたのはあなた方の選択だ」と告げて、パンを踏み潰していく。

 

シーズン2のスカウトマンはこの後の描写を含めてとてもクレイジーで好き

シーズン2全部通してもシーズン2のスカウトマンが出てくる回が1番好きでした!

 

イカゲームという作品は単純に命が次々と亡くなるだけの作品ではない

背景には自分の不始末・横領・投資に失敗・企業の倒産・事業失敗・北朝鮮からの脱北費用・持病などなどいろんな理由で多額の債務がある

そのような人に前述であるゲームの招待される名刺を渡されて自分で運営に電話し自分の意思で参加をする

ゲームに参加すれば大金を得られるチャンスを与えられるがゲームに失敗すれば亡くなる

そしてゲームが運営から強制で進行されるわけではなく、参加者の過半数がゲームを辞めたければ辞めれる

しかし進行されていく背景には手ぶらでゲームを途中で降りても多額の債務を抱えたまま日常に戻ればまた苦しいままになる

だから命を張ってまでゲーム会場に留まる

又は過半数の投票でゲームを一旦中止にしても再度ゲームに戻る

 

人間の苦しい事情と向き合う描写がふんだんに描かれてる

ゲームの参加意欲についての描写だけでなく、ネタバレになるから書かないけど人間の心理やそれにともなう行動も上手く描写されてると思った

 

イカゲームでは人間の苦しい事情や心理描写がすごく濃縮されて描かれてるけど

 

現実社会も

「健康を損なうけど働かないと生活出来ない」

「健康を損なう量の受験勉強して良い学校に進学しないと貧困から抜け出しにくい」

「暴力的な毒親家庭に居るけど毒親の機嫌をとらないとネグレクトやDVで命を損なう」

などなどイカゲームじゃなくても人間って生きる事に苦しい事情がある

共感する部分もあるのかもしれないね

 

イカゲーム」のシーズン3が6月27日(金)からNetflixで配信予定ですので、再度イカゲームが話題になりそう

私もシーズン3が放映されたら視聴する予定です